入札

沖縄県の入札に参加したい!入札手続きや注意点など徹底解説


はじめに

沖縄県は、自然環境・歴史・産業の面で大変特徴のある自治体として有名ですね。

まず自然環境。
沖縄県は日本で唯一の亜熱帯地域であり、1年を通じて温暖です。
そのため、国内外でも珍しい動植物が見られます。

そして歴史。
琉球王国といわれていた過去があり、その史跡は世界文化遺産に指定されています。

沖縄県は、このような恵まれた自然環境や史跡を活かした観光産業が盛んです。

さらに近年は環境産業だけではなく、国際情報通信拠点を目指し官公庁からの投資が行われています。
このように特色のある沖縄県で、自治体ビジネス拡大を検討されている方も大勢いらっしゃるでしょう。

自治体ビジネスを開拓する場合、まずは入札への参加が必要です。

しかし、初めて沖縄県の入札に参加する場合は、疑問に思うことが出てくるかもしれません。

そこでここでは、

✔︎ 沖縄県の入札傾向のつかみ方

✔︎ 沖縄県の現在募集されている入札情報の探し方

✔︎ 入札に参加するための事前準備

✔︎ 注意点

について徹底解説いたします。

ぜひ、この記事を沖縄県での自治体ビジネス開拓にご利用ください!


沖縄県の入札の傾向をつかむには?

沖縄県の入札の傾向をつかむには?

日本には47都道府県1,724市区町村があります。

しかし、地域ごとに自然環境や歴史も違いますし、直面している課題も違いますよね。
具体的に言うと、人口問題や災害対策、地域産業の活性化などです。

その地域特有の課題を解決するために、地域住民が選挙で知事や議員などを選びます。

知事や議員は、あくまでも「住民の代表者」として動き、地域住民が選んだ知事の方針のもとで、官公庁の事務担当者が民間の事業者に業務を発注します。

このような流れになっているので、事業者に発注する内容には、その地域特有の課題が反映されることが少なくありません。

つまり入札では、地域の課題がそのまま入札傾向として現れます。

沖縄県における入札傾向の調べ方

それでは沖縄県の入札傾向を分析するにはどうすればいいでしょうか?

もっとも効率的に分析する方法は、沖縄県の過去の入札結果を調べること。

確かに、沖縄県が今1番力を入れている政策を理解する方法もあります。
例えば「沖縄県重点政策」や「沖縄21世紀ビジョン基本計画」をチェックするなどです。

しかしより具体的な入札傾向を知るには、過去の入札結果を調べることがおすすめです。

実際に過去の入札を調べてみると、例えば

  • 具体的にどのような発注が行われているのか?
  • どのようなライバル事業者がいるのか?
  • 落札した事業者の特徴は?
  • 落札した理由は?

などの重要な情報を知ることができるからです。

入札結果の情報はどこにある?

先ほど沖縄県の入札傾向を知るには、過去の入札について調べることが効率的だとお伝えしました。

具体的に、入札結果の調べ方について解説しますね。

まず、調べる際の注意点。

沖縄県の公式サイトでは「工事・コンサル」と「物品・役務等」でシステムが違います。

工事・コンサル 電子入札システム・入札情報システム
物品・役務等 電子入札システム(物品)・電子入札システム(物品)

より多くのチャンスを得るためには、ぜひ両方ともご確認ください。

今回は、「工事・コンサル」を見ていきます。

それでは、沖縄県の公式サイトを開いて、実際にたどってみましょう。

沖縄県公式サイトを開いてください。

(出典 沖縄県

「県政情報」にカーソルを合わせると、一覧表が出てきます。

この中の「入札」をクリック。

(出典 沖縄県

今回は、工事・コンサルに関する入札結果情報を探すため、「電子入札ポータルサイト」を開きます。

(出典 沖縄県

黄色のメニューボタン「入札情報システム」をクリック。

(出典 沖縄県

中央の「電子入札システム」をクリック。

(出典 沖縄県

「入札情報サービス」をクリック。

(出典 沖縄県

電子入札システムのトップページの左側メニューを見ます。

ここには「入札結果」「契約結果」があります。

入札結果 落札者が決まったり、入札が不調に終わると結果が出ます。
契約結果 落札者が決まった後、沖縄県と落札者がどういう契約を結んだかの結果がわかります。

「入札結果」もしくは「契約結果」をクリックすると、検索画面が出てきます。

該当する条件を選び「検索」ボタンを押してください。

 入札結果の読み方

入札結果一覧表には、多くの情報が書かれていますね。
行政の専門用語が多いため、わかりにくい部分もあるかもしれません。

そこでここでは、実際の入札結果の読み方を解説します。

※工事やコンサル、物品、役務などの発注の分類により、多少表現が変わる場合があります。

項目 内容
開札執行日 入札の開札が行われた日です。 R02.01.07
工事名称 沖縄県が決めたタイトルです。 〇〇地区〇〇工事(R0-0)
調達 沖縄県が決めた契約区分です。 工事、コンサル
入札方式 どのような入札方式かについて書かれています。 随意契約、一般競争(事後)
落札者名 落札者が決まった場合はその事業者名が書かれます。 (株)〇〇
落札決定金額 税抜価格の落札金額です。 -円
操作 さらに詳しい情報が書かれたサイトのリンクです。

「操作」ボタンをクリックすると、さらに詳しい情報が表示されます。

項目 内容
予定価格(税別) 落札者を決定する時の上限価格です。 -円
調査基準価格(税別) 落札者を決定する時、あまりにも安すぎる入札があった時に、価格だけでなく内容も確認するための基準です。 -円
最低制限価格(税別) 落札者を決定する時の下限価格です。 -円

この他には、

  • 入札に参加したすべての事業者名
  • 入札に参加した全ての事業者が提示した金額

などの情報も公開されています。

ぜひ、これらの情報をご利用ください。


現在募集中の沖縄県の入札案内はどこにある?

現在募集中の沖縄県の入札案内はどこにある?

沖縄県の入札では一般的な入札と、オープンカウンターの2種類があります。

どのような違いがあるのでしょうか。

入札 主に工事や委託、一定金額以上の物品など
・高額であるもの
・長く地域の資産として使われるもの
・事業者選びに透明性が特に必要とされるもの
オープンカウンター(見積合わせ) 一定金額を下回る物品や役務
・そこまで高額ではないもの
・消耗品など短期間使うもの

それぞれシステムの入り口が違いますので、ご注意ください。

それでは、「入札」「オープンカウンター」についてひとつひとつ説明します。

入札の場合

入札の場合の案内は、電子入札システムで公開されています。

先ほど開いた「入札結果情報サービス」をもう一度開いてください。

(出典 沖縄県

この左のメニューの「発注見通し」「入札予定」に入札案内があります。

発注見通し まだ正式な入札公告は出していないが、今後行われる予定の入札情報
入札予定 正式な入札公告

それぞれ検索画面が出てきますので、条件に合わせて調べてみてください。

オープンカウンターの場合

オープンカウンターとは、広く公募する見積合わせのことです。

官公庁にも事業者にとっても、入札作業は負担になりますよね。

手続きの簡略化のため、一定金額以下の物品に関しては、入札ではなく「見積合わせ」を行なっています。

さらに、この見積合わせは沖縄県の電子システムを使用しています。

先ほど開いた、沖縄県ホームページにある「県政情報」から「入札」を開いてください。

(出典 沖縄県

「電子入札システム(物品)および入札情報システム(物品)」をクリック。

検索方法は、「工事・コンサル」の入札案内検索と同じ方法です。

※沖縄県公式サイトにはオープンカウンターの日程表など重要な情報もありますので、ぜひご確認ください。


沖縄県の入札で必要な事前準備

沖縄県の入札で必要な事前準備

実は、入札案内の中で良い案件を見つけたとしても、そのまま参加できる訳ではありません。

入札に参加するには、事前準備が3つあります。

✔︎ パソコンやネット環境を整える

✔︎ 競争入札参加資格をとる

✔︎ 電子入札システムの利用者登録をする

ひとつひとつ見ていきましょう。

準備1. パソコンとネット環境を整えよう

沖縄県での入札は原則、電子入札

そのため入札に参加する前に、パソコン環境やネット環境を整えることが欠かせません。

入札参加者が事前に用意するものは

  • パソコンとソフトウェア
  • ICカードとICカードリーダー
  • インターネット環境

です。

これらは沖縄県で指定されたものを使います。

ICカードとICカードリーダーに関しては、準備に時間がかかる可能性がありますので、時間に余裕を持って準備しましょう。

また今後、沖縄県でのシステム変更などがあるかもしれません。
パソコン環境やネット環境を整える場合は、必ず最新のマニュアルを確認しましょう。

準備2. 競争入札参加資格を取ろう

広く公募される入札であっても、実は入札の前に事前審査があります。

その理由は入札の結果、落札者が決定したけれど実は契約を締結できない事業者だった、業務を最後まで遂行できない事業者だったなどのトラブルを回避するため

この事前審査をパスすると、競争入札参加資格者として沖縄県の名簿に記載されます。

この事前審査は重要なのですが、書類を作成したり公的書類を集めたりする必要があります。
慣れないと作業に時間がかかってしまう可能性がありますので、早めの準備をおすすめします

※必ず最新の情報をもとに申請しましょう。

準備3. 電子入札システムの利用者登録をしよう

電子入札システムを利用するためには、電子入札システムの利用者登録が必要です。

電子入札システムは、利用時間に制限がありますので、時間に注意して利用者登録をしましょう。

※細かな変更などもありますので、必ず最新の情報をご確認ください。

またその他にも入札の前に、沖縄県における地方創生の事例などを知っておくのもおすすめです。
詳しくは「地方創生を成功させるために必要な3つの視点【各地方の事例も紹介】」を参考にしてみてください。


 まとめ

 まとめ

今回は、沖縄県における入札情報の集め方や事前準備について説明しました。

魅力ある都道府県で、自治体ビジネスを開拓する第一歩としての入札。

沖縄県の入札で注意するのは、次の3点です。

✔︎ 事前準備に時間がかかる

✔︎ 電子入札システムの稼働時間に制限がある

✔︎ マニュアルは常に最新版が必要

沖縄県でも業務の電子化が進み、紙による入札から電子入札へ移行するなど今後も細かなシステムの変更が見込まれます。

確実に入札に参加するためにも、必ず最新版のマニュアルなどをチェックして入札に参加しましょう。

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