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大阪府の入札に参加したい!入札手続きや注意点など徹底解説

はじめに

大阪府は約882万人の人口(令和2年5月1日現在)を誇る日本有数の大都市です。

さらに、スマートシティ構想など新しい街づくりで世界から注目されている都市でもあります。

そのような大阪府で、自治体ビジネスを考えている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、初めて入札に参加するときなど、さまざまな疑問がありますよね。

そこでここでは、

  • 大阪府の入札に参加してみたいけれど、傾向を知るにはどうしたらいいのか?
  • 大阪府の入札情報はどうすれば調べられるのか?
  • 入札の流れや、入札に参加するための条件は何か?

について徹底解説します。

これから大阪府での入札を検討されている方は、今回の記事を参考にしてみてください。


大阪府の入札の傾向は?

大阪府の入札の傾向は?

地方自治体には、それぞれ地域の課題に合わせた行政政策があります。

地域住民が主体となって地域の課題を解決するプランを立て、地方自治体はそのプランを実行するために物やサービスを購入し、その際に入札が行われます。

入札の傾向は、その地域の特性が現れることも少なくありません。

大阪府の入札の傾向を調べるもっとも簡単な方法は、過去の入札結果を調べること

例えば、

  • どのような公共事業や物品・サービスの発注が行われているのか?
  • どのようなライバル事業者がいるのか?
  • 落札・契約した事業者はどのような事業者なのか?
  • 落札した理由は?

など、貴重な傾向が把握できます。

入札結果の調べ方

大阪府の入札結果や発注の結果に関する情報は次の7つの入り口があります。

※どこまで入札結果を公開するのか?については、大阪府で事前に決められた「法律・条例・規則」に沿って決められています。
※そのため、公開されているサイトそれぞれの内容に違いがあるのでご注意ください。

サイト 内容
電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム 入札(建設工事、建設コンサルタント、委託役務、160万円を超える物品)に関する情報
随意契約結果 入札をせずに、大阪府が事業者に直接発注(随意契約)した工事や委託役務、物品に関する情報
大阪府公募型プロポーザル方式 プロポーザル方式に関する情報
大阪府物品調達見積合わせシステム

※事前登録必要

見積合わせ(160万円未満の物品)に関する入札情報
入札 事業サイトの一覧 担当課別、出先機関別の入札情報がまとめられています。
大阪府関係機関(出資法人等)の入札情報 公立大学法人や、地方独立行政法人(研究所、病院)、鉄道、道路公社、住宅供給公社、県警本部などの入札情報のリンク集があります。
大阪府内自治体(大阪市・堺市除く)における公共事業の発注見通し 大阪府内の自治体(大阪市・堺市除く)の入札情報のリンク集です。リンクを辿ると入札結果があります。ウェブサイトで公開していない自治体もあります。

次は実際に、それぞれの方法で入札結果を調べる方法を見てみましょう。

【①電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム】

【②随意契約結果】

【③大阪府公募型プロポーザル方式】の場合

(出典 大阪府

 

まず「大阪府公式サイト」をスクロールし「府営運営・市町村」を開きます。

(出典 大阪府

開いた「府営運営・市町村」をさらにスクロールし、「入札情報」をクリックします。

(出典 大阪府

「事業サイトの一覧」にある「電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム」をクリックしてください。

(出典 大阪府

ページを開いた右下部に「入札結果」「随意契約結果」「大阪府公募型プロポーザル方式の案内情報」があるので、気になるページをクリックしましょう。

(出典 大阪府

「入札結果」を開くと、上記のページが表示されるので、さらに写真の箇所をクリックすると入札結果をチェックできます。

(出典 大阪府

随意契約の結果については、先ほどの写真にある「電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム」の「随意契約結果」を開きましょう。

建設工事、委託役務、物品など項目別になっています。

(出典 大阪府

プロポーザル方式の結果については、「電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム」の大阪府公募型プロポーザル方式の案内情報を開きましょう。

次は4番目の「大阪府物品調達見積合わせシステム」について紹介しますね。

【大阪府物品調達見積合わせシステム】

160万円未満の物品の発注の場合、入札ではなく「見積合わせ」と言います。

公開見積合わせに参加したり結果を閲覧する場合には、事前の登録が欠かせません

入札結果の読み取り方

入札結果の一覧表には、重要な情報が記録されています。

少し専門的な用語が使われており、分かりにくい部分もあると思います。

そこでここでは、電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システムの「建設工事」を例に、入札結果の読み方を以下の表にまとめました。

※工事・物品・役務などで若干表現が異なる場合がありますので、ご注意ください。

項目 内容
発注部局・発注事務所 この入札案件を発注した部局や出先事務所など 〇〇部〇〇事務所
案件名称 後から読んでも内容がわかるように単純明快な名称がつけられている 〇〇川流域下水道 〇〇 〇〇機械設備更新工事
入札方式 この入札案件はどのような入札方式で落札者を決定したか 一般競争入札/指名競争入札/随意契約/公募型プロポーザル など
主な業種・工種/契約種目 大阪府の分類 土木工事一式、解体工事、塗装工事など
所在地 工事のある場所や納品場所など 〇〇市〇〇 ◯丁目
公告日 この入札案件が公開された日 R00/00/00
開札日 この入札案件の開札が行われた日 R00/00/00
公告 「表示」ボタンをクリックすると、公告の際の入札説明書など 「表示」
予定価格等 「表示」ボタンをクリックすると、予定価格(落札の上限価格)が出てくる 「表示」
入札結果 「表示」ボタンをクリックすると落札者の住所氏名や、落札金額 「表示」
入札方法 紙での入札か、オンラインシステムを使った「電子入札」か 電子

どのような事業者がいくらぐらいで入札し、どのような経過で落札者が決定したのかわかるように書かれています。

入札を検討しているときは、参考にしてみてください。


現在募集している大阪府の入札情報はどこにある?

現在募集している大阪府の入札情報はどこにある?

現在募集されている入札情報や、今後予定されている入札情報を集めたい場合、次のふたつの方法があります。

  1.  大阪府庁舎や出先機関をまわり、各担当課で聞いてみる。
  2.  オンラインシステムで調べる。

方法としては、2.のオンラインシステムを活用する方が、楽に調べることができます。

大阪府は規模が大きいぶん入札情報も細かく分かれており、これらの担当課をすべて回っていてはなかなかスムーズに調べられません。

ただし注意点として、オンラインで大阪府内の入札結果を検索するには4つの入り口があり、検索可能な情報にも違いがあります。

サイト 内容
大阪府電子調達(電子入札)システム年間発注予定 今年度の入札予定の一覧
大阪府電子調達(電子入札)システム入札公告 160万円を超える物品・賃貸借・委託役務・建設工事・測量、建設コンサルタントに関する入札案内
大阪府物品調達システム(公開見積合わせ)

※事前登録必要

160万円以下の物品の見積合わせの案内
大阪府関係機関(出資法人等)の入札情報 大阪府系列の大学や研究所、公社、県警本部などの入札情報の案内

大阪府での自治体ビジネスのチャンスを広げるためには、幅広く情報を集めることをお勧めします。

次は実際に、入札情報を「大阪府電子調達(電子入札)システム」を使って検索しみましょう。

【①大阪府電子調達(電子入札)システム 年間発注予定】

【②大阪府電子調達(電子入札)システム 入札公告】

大阪府電子調達(電子入札)システムには「年間発注予定」「入札公告」があります。

  • 「年間発注予定」:まだ具体的な入札は決まっていないものの、あらかじめ決まっている工事などの入札
  • 「入札公告」:現在募集している発注案内

ぜひ目的に合わせて活用してください。

それでは実際に検索してみましょう。

(出典 大阪府

大阪府公式サイトをスクロールし、「府政運営・市町村」を開いてください。

(出典 大阪府

スクロールし、「入札情報」を開いてください。

(出典 大阪府

「入札」を開いて、「電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム」を開きます。

(出典 大阪府

左側のメニューにある「年間発注予定」「入札公告」をクリックしてください。

【③大阪府物品調達システム(公開見積合わせ)】

【④大阪府関係機関(出資法人等)の入札情報】

(出典 大阪府

先ほど開いた、「電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム」をスクロールします。

下の方に「その他」「その他の案件」があり、そこでは「公開見積合わせシステム」と「大阪府関係機関の入札情報」についてまとめられています。

注意点としては、公開見積合わせシステムで発注情報を探すだけでも、事前登録が必要なこと
あらかじめ登録を済ませておきましょう。


大阪府の入札の流れ

大阪府の入札案件を見る

大阪府の入札はどのような流れで進むのでしょうか?

そもそも入札は、次の原則を守るために作られた制度です。

✔︎ 競争性

✔︎ 透明性

✔︎ 公平性

入札は、国の法律や大阪府の条例や規則などで決まった方法で入札されます。

主に、

  • 一般競争入札
  • 指名競争入札
  • 随意契約

の3つ。

ここでは代表的な「一般競争入札」について説明します。

競争入札参加資格申請を行う。 入札に参加するためには、入札に参加するための一定の基準を満たす必要があります。大阪府の基準を満たしている事業者が選ばれます。
②入札の公告をする。 競争性・透明性・公平性のために、一般競争入札では広く参加者を募ります。
③入札する。 入札参加者それぞれが金額や条件などを入札します。
落札者を決定する。 あらかじめ決められた通りの方法で落札者を決定します。
⑤契約をする。 大阪府と落札者が契約します。

※入札案件によって、入札の流れが変わることがあります。
※ひとつひとつの案件の流れを確認しましょう。


大阪府の入札参加に必要な事前準備

大阪府の入札参加に必要な事前準備

大阪府の入札情報の中で、良い案件を見つけたとしても、そのまま参加できる訳ではありません。

大阪府で決められた以下2つの事前準備が必要になります。

✔︎ パソコンとネットワーク環境、ICカードを揃える

✔︎ 競争入札参加資格をとる

1.パソコンとネットワーク環境、ICカードを揃える

パソコン環境はシステムが変更される可能性があるため、必ず最新のマニュアルを参考にしましょう。

ICカードは、本人確認のために必要です。

どのようなICカードが必要かについても、最新マニュアルでの確認が必要となりますので、忘れないようにしてください。

2.競争入札参加資格をとる

「競争入札参加資格」とは、競争入札で落札・契約の後に、しっかりとその業務を遂行できるかどうか審査されるものです。
参加資格がないと、大阪府でのビジネスを進めることができません。

ここで注意しておきたいのが、「建設工事・測量建設コンサルタント関係」と「物品・委託役務関係」では資格申請の窓口が違う点です。

実際に見てみましょう。

(出典 大阪府

先ほど開いた、「電子調達/大阪府電子調達(電子入札)システム」をスクロールします。

「入札参加資格について」の項目にある「入札参加資格審査申請」をクリックしてください。
詳細はそちらのページに記載されているので、案内に沿って申請すれば完了です。

※受付期間に注意して時間に余裕をもって間に合うように準備しましょう!

※制度変更があるかもしれませんので最新版のマニュアルを確認することをおすすめします!


まとめ

まとめ

大阪府の入札に参加して業績を作ることは、その他の自治体へのビジネス開拓にも繋がります。

しかしながら、今回紹介したような事前準備が必要です。

✔︎ パソコンとネットワーク環境、ICカードを揃える

✔︎ 競争入札参加資格をとる

書類を集めたり、パソコン環境を整えたりと、意外と時間がかかってしまうかもしれません。

そのため今回の記事を参考にしながら、是非とも早めの準備をおすすめします。

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