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話題になったプロモーション事例から学ぶ効果的な地方自治体のPR方法

効果的なプロモーションを打ち立てるには、すでに話題になったプロモーション事例から学ぶのも1つの手です。

話題になったプロモーション事例を分析すれば、何が重要なのかが見えてくるはず。
プロモーション事例から学ぶのは、地方自治体のプロモーションを考えるときにも当然有効です。

今回の記事では、話題になったユニークなプロモーション事例を知りたいという方に向けて、2019年に話題となったプロモーション事例を7選紹介します。

合わせて地方自治体のプロモーション事例やプロモーションを考えるときの注意点も解説するので、参考にしてみてください。

2019年に話題になったプロモーション事例7選

2019年に話題になったプロモーション事例7選

プロモーションの流行り方にもトレンドがあります。
基本はしっかり押さえておくべきですが、より効果的なプロモーションをチェックしたいのなら新しい事例から見ていくのがおすすめ。

そこで今回は2019年に話題となったプロモーション事例を7選紹介します。

プロモーション事例①きのこの山たけのこの里 国民総選挙2019

プロモーション事例①きのこの山たけのこの里 国民総選挙2019

「きのこの山」と「たけのこの里」いったいどちらが人気なのかを投票で決めよう!との趣旨で行われたプロモーション事例です

このキャンペーンですが、2018年にも行われており2回目の実施。
それぞれの派閥を政党に見立て、党首に芸能人を立てることで話題性抜群のプロモーションとなりました。

WEBでクリックするだけ、TwitterやInstagramでハッシュタグをつけてつぶやくだけなど、投票方法が簡単なのも参加者を増やす要因といえるでしょう。

参考:きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2019

プロモーション事例②伯方の塩 二代目 声優オーディション

プロモーション事例②伯方の塩 二代目 声優オーディション

「は・か・た・の・しお♪」というフレーズで有名な伯方塩業株式会社が仕掛けたプロモーション事例。

「は・か・た・の・しお♪」の二代目声優をTwitter上で募集するというものです。

応募総数2639件、関連ツイートは1万5000件以上、テレビにも取り上げられるなど非常に盛り上がりました。

CMがあらかじめ多くの人に認知されていた、という前提はあるものの、「ちょっと参加してみようかな」と思わせるユニークなプロモーションです。

ハッシュタグをつけて応募するだけという簡単さはやはりポイントとなるでしょう。

参考:伯方の塩 二代目声優オーディション

プロモーション事例③どん兵衛 CM×「どんぎつね」動画

プロモーション事例③どん兵衛 CM×「どんぎつね」動画

吉岡里帆さんや星野源さん、お笑い芸人メイプル超合金のカズレーザーさんなど話題性のある芸能人を起用したCMで話題になったのがどん兵衛のCMです。

どん兵衛のプロモーション事例で特徴的なのは「印象的なキャラクターづくり」と「話題性のあるストーリー」、「ツッコミたくなる企画」。

吉岡里帆さん演じる「どんぎつね」の可愛さはSNSでも大きな話題となり、キャンペーンサイトではデジタル写真集も公開されています。

さらにだんだんと関係が変わっていく様は、さながらドラマを見ているようで、目を離せなくなる人が続出しました。

キャンペーンサイトでも「絵本 どんぎつね」「どん兵衛ポエム」「どんぎつねとみるどん兵衛の歴史」などツッコミどころ満載の企画が次々と展開され、見る人を飽きさせないようになっています。

参考:日清のどん兵衛

プロモーション事例④推しダッツ募集!#ハーゲンダッツの日

8月10日を「ハーゲンダッツの日」とする&推しダッツ募集!と銘打って投稿を募集するという形で行ったハーゲンダッツのプロモーション事例。

推しダッツを投稿した人には、抽選でハーゲンダッツが「好きなだけ」当たるというメリットもあります。

11月11日は「ポッキー&プリッツの日」として定着して久しいですが、何らかの日として設定するとイベント感が生まれ、購買意欲をかきたてられるというメリットがあります。

さらに「推しダッツ」を募集することで、具体的にハーゲンダッツを想像させ、食べたくさせるという効果も得られるプロモーションでした。

参考:ハーゲンダッツ
参考:【終了】8/10 #ハーゲンダッツの日 1日限定 推しダッツ募集!

プロモーション事例⑤ Denny’s ハンバーグ王決定戦 2019年春

プロモーション事例⑤ Denny’s ハンバーグ王決定戦 2019年春

Twitterの「インスタントウィン」という手法を用いて効果的にプロモーションを行った事例がDenny’sの「ハンバーグ王決定戦 2019年春」のキャンペーンです。

インスタントウィンとは、ユーザーのツイートやリプライ、リツイートなどの反応に対し自動で返信を行い、当落がわかる仕組みのキャンペーン。

当落がすぐわかるのでユーザーが気軽に参加できる、当落連絡の手間とコストが省ける、毎日参加可能なのでユーザーの興味が持続し拡散力が高いといったメリットがあります。

Denny’sのキャンペーンがインスタントウィン型プロモーションの中でも優れているのは、インセンティブに工夫がされている点。

当選すれば「ハンバーグが45円で食べられる消し込み型のクーポン」が、落選しても「50円引きの画像クーポン」がもらえるという形にインセンティブを設定することで、68%もの来店率を実現しました。

45円というインパクトと、落選してもクーポンがあるというお得さが話題となり、総リツイート数は20万件を超えるバズキャンペーンとなりました。

Denny’s ハンバーグ王決定戦 2019年春について詳しくはこちら

プロモーション事例⑥ピカチュウ大量発生チュウ!2019

プロモーション事例⑥ピカチュウ大量発生チュウ!2019

株式会社ポケモンによるイベント型のプロモーション事例。
横浜のみなとみらい周辺に、ピカチュウが大量発生するというイベントを仕掛けました。

2014年から行われているイベントですが、2019年はプロジェクションマッピングが中心のイベントでした。

「映え」るインパクトが魅力で、大量のピカチュウ画像と動画がハッシュタグとともに拡散されました。

拡散やバズを狙うなら、いかに写真映えするかや話題性があるかを考えるのが鍵となるというのがわかるプロモーション事例です。

参考:ピカチュウ大量発生チュウ!2019

プロモーション事例⑦フォルクスワーゲン #ワーゲンロゴ2019

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/ 8月11日は山の日\ ⠀ 来年の公式カレンダーに使う写真を募集するコンテストは〆切間近!今まさに“山”場です! ⠀ 山の日も近いということで、夏山の風景とワーゲンロゴがうまくマッチしている投稿をご紹介。 ⠀ 【2枚目】Photo by @yu.sc.photo さん ⠀ コンテストの応募は「#ワーゲンロゴ2019」をつけて、SNSに投稿するだけ。 〆切は8/15(木)です。 応募後に専用フォームからのお申込みで、話題のアクションカム「OSMO POCKET」が当たるWチャンスも! ⠀ 応募期間も残すところあと1週間となりました。 夏を感じさせる写真を撮るなら、梅雨もあけた今ががベスト! 山の日やお盆はワーゲンロゴを見つけに出かけてみませんか? ⠀ #ワーゲンをつけて写真を投稿してください #ワーゲン #フォルクスワーゲン #vw #volkswagen #vwlife #vwlove #vwcar #carofinstagram #carstagram #carlifestyle #instacar #フォトコン#山の日

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フォルクスワーゲンはInstagramでのプロモーションを行いました。

「#ワーゲンロゴ2019」という名前のキャンペーンで、フォルクスワーゲンのロゴに見える写真を募集するというもの。

2020年のカレンダーに使われる点と、専用フォームから応募すると抽選でカメラが贈られるのがインセンティブとなっています。

フォルクスワーゲン自体の認知度を上げる効果が見込めるプロモーションでした。

参考:フォルクスワーゲン #ワーゲンロゴ2019

話題になった地方自治体のプロモーション事例5選

話題になった地方自治体のプロモーション事例5選

「地方創生」が叫ばれる昨今では、地方自治体を主体としたプロモーションも盛んにおこなわれています。

目的や方法に微妙な違いはありますが、「興味を持ってもらう」ために行うという点は同じ。

特に話題になっている地方自治体のプロモーション事例を5選紹介します。

大分県:「日本一のおんせん県おおいた 味力も満載」

大分県は「日本一のおんせん県」と称して「シンフロ」というPR動画を多数YouTubeにアップしています。

シンフロとはシンクロ×風呂のこと。
なんと温泉でシンクロを踊っているのです。

インパクトある組み合わせと、映像の美しさで数々のメディアに取り上げられ、非常に話題となりました。

最終的なWebでの露出量は300件以上、記事への取り上げが120件以上、Yahooトップの「話題なう」にも入ったと大変な露出に繋がったそうです。

さらにネットで話題になることで、テレビでも10番組以上に取り上げられました。

参考:日本一のおんせん県おおいた 味力も満載

高知県:「高知家の家族はみんなぁがスターやき」

高知県:「高知家の家族はみんなぁがスターやき」

高知県は他のプロモーション事例とは少し異なり、移住を促進する目的のプロモーションを行っています。

「高知家の家族はみんなぁがスターやき」と「人」にフォーカスをあてたプロモーションが独特で、親近感にあふれる内容となっています。

インフルエンサーのイケダハヤトさんも積極的に発信をしており、プロモーションの大きな後押しとなっています。

一貫したプロモーションが功を奏し、2013年以降観光客が400万人を突破するなど一定の効果が得られています。

参考:高知家

広島県:「おしい!広島県」

広島県:「おしい!広島県」

2013年に広島県は「おしい!広島県」というコンセプトで自虐的なキャンペーンをスタートさせました。

一見観光資源満載の県に見えながらも、実は「おしい…」という逆転の発想からスタートし、注目を集めたプロモーション。

実はこのプロモーションは序段となっていて、「泣ける!広島県」「カンパイ!広島県」と魅力を紹介する方向に展開していきます。

最初に「おしい!」と思わせてからの三段論法が巧みで、perfumeや奥田民生などを起用したガイドブックは即品切れとなるなど、話題を呼びました。

参考:カンパイ!広島県

徳島県:「VS東京」

徳島県:「VS東京」

「VS東京」というインパクト抜群の言葉でプロモーションを行っているのが徳島県です。

「VS東京」のテーマは単に東京に喧嘩を売るためではなく、地方VS東京の構図に落とし込むための言葉のトリックでもあります。

地方同士の微妙な差を争うのではなく、地方と東京に歴然とある差をどうとらえアピールするかという点に問題を集約することで、徳島だけでなく東京の問題をも変えていくという壮大な目的があります。

参考:VS東京

宮崎県小林市:「てなんど小林プロジェクト」

巧みなPR動画を作成しているのが宮崎県小林市。

フランス人男性が小林市の紹介をフランス語でしているのかと思いきや…地元の方言でしゃべっていたというひねりのある動画が話題となりました。

ひねりを最終的なオチとしながらも、きちんと小林市の自然や魅力も紹介され、短いながらも魅力がつまった動画になっています。

参考:てなんど小林

地方自治体のプロモーションを考えるときの注意点3つ

地方自治体のプロモーションを考えるときの注意点3つ

地方自治体のプロモーションが活性化している昨今ですが、やみくもに作っても予算が消化されるだけでうまくいかない可能性もあります。

地方自治体のプロモーションを考えるときは、以下の3点に注意して考えなければなりません。

注意点①ストーリー、共感、突破力を意識する

地方自治体のプロモーションを考えるときに大切なのが「ストーリー」「共感」「突破力」です。

よくあるのが、地方自治体が売り出したいものをやみくもにPRする方法。
これではよっぽど魅力的なものでない限り、話題にはなりません。

逆に、地元の人にとっては非常に当たり前のことでも、「その地域ならではのストーリー」があり、「ユーザーの共感できる要素」があればユーザーに響きます。

それを移住や観光客の増加といった形につなげるには、「突破力のある方法」が必要です。

注意点②「誰のため」のメッセージかを意識する

地方自治体は今まで「住民」を目的とする広報活動を行ってきました。
その気持ちが抜けていないと、「誰のためか」という視点が抜けたプロモーションとなり、目的とする層に届かないことになりがちです。

地方自治体のプロモーションを行うときは必ず「誰に向けたものか」「誰のためか」という点を意識しましょう。

注意点③動画制作を目的としない

比較的手軽かつ低コストでできるプロモーションがPR動画の制作です。
今回紹介したように、話題となり成功したPR動画も多数あります。

ただコンセプトがはっきりしない動画を量産しても意味はありません。
動画制作を目的としないように注意する必要があります。

動画制作は目的ではなく手段であることを意識しましょう。

プロモーション事例を参考に地方自治体PRを考えよう

プロモーション事例を参考に地方自治体PRを考えよう

今回の記事では、プロモーション事例を12選紹介しました。

一般的な商品と地方自治体のプロモーションでは少し性質が異なりますが、どちらにも学べるポイントがあるはずです。

自治体ビジネスに参入しようと考えている方も参考にしてみてくださいね。

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